治療例②

写真は喉の痛みがある患者さんに、「翳風(えいふう)」というツボに鍼をしているところです。

耳たぶの付け根と耳たぶの後ろを結んで、その中間のくぼみに取ります。喉の感覚に関係する神経(舌咽神経)がこの部分の深部を通っています。その関係もあり、喉が痛いと凝り、痛みが出現しやすい場所です。

直径0.16mmの鍼を6mmほど刺入して8分ほど置いておくだけで痛みが楽になります。

軽い圧で人差し指の指腹でマッサージするのも効果がありますが、強く揉むのは逆効果になりますのでご注意ください。

前の記事

治療例①